前記事や皆さんも感じられている通り、このNゲージの最大の欠点は、
・・・連結間隔が異様に広い。車両間のスイス国旗イメージ。。。・・・無言
な点ですね。

いや、メーカーのR150通過可能なポケットライン的要素も面白いと思います。
が、私の求める要素は、スイス国旗!(笑)
なので、連結間隔を狭めて、スイス国旗イメージが美しなるように改良しましょう。
●1.客車(パノラマカー)の連結間隔を改良しよう♪
材料>
0337TOMIX密連形TNカプラー(ボディマウントカプラー) 必要数
両面テープ
ゴム系ボンド
ニッパー(プラスチック用)
1-1.車体を分解します

※写真では、床下パーツと、座席パーツも、分解していますが、不要ですw
1-2.床下パーツから台車を外す


台車を90度、回転させようとすると、外れます。
1-3.台車を改造します

アーノルドカプラ、スプリングバネを外します。
車輪も邪魔なので、外します。
カプラーポケットを根元から、ニッパーで、慎重に切断します。
1-4.TNカプラーの準備

左:ノーマル状態 右:切断加工後
ニッパーで、両サイドを少しだけ、切断します。
1-5.TNカプラーを取付る


TNカプラーに両面テープを貼付して、ボディーに床下パーツへ貼り付けます。
(両面テープは、仮製作用。コツをつかめば、ゴム系ボンドを少量、貼付して、同様に貼付ます)
1-6.台車を元に戻す


台車の切断した側が、車端(カプラー側)に来るように、はめ込みます。
TNカプラーの出っ張り具合で、隣の車両と、連結が出来ない場合があります。
そこは、現物あわせて、調整を。両面テープなので、失敗しても大丈夫!
(ゴム系ボンドの使用は、固定位置の感覚を、つかんでからにしましょう!)
1-7.幌を片側、外す
幌は、幌の上部から抜くようにして、外すと、下部2つの爪を折らずに済みます。
極細のマイナスドライバーで、車体内側の、幌上部のトッキを押すと外しやすいです。
●上記を繰り返して、2両以上、出来上がると、車両同士の連結テストして、完了!
注意:編成の両端のカプラーは、上記の作業はしない
(機関車との接続をするため)
●2.機関車の改良
材料>
KATOカプラー(DD51やEF510などに付属の余り) 4個
ニッパー(プラスチック用)
ニッパー(鉄用)
ヤスリ
2-1.機関車を分解する
2-2.説明書に従って、コンデンサを除去。(2個除去すると、常点灯に)
鉄用ニッパーで、コンデンサの中央部を、半分に切断するように破壊。
残ったコンデンサ(両側)を、鉄用ニッパーで、除去。
2-3.レール上で、テスト走行
スロー走行が出来るか?
常点灯になるか?(私はN-1001-CL利用なので)
2-4.カプラーポケット部を外す
アーノルドカプラーを外す
2-5.KATOカプラーを付ける

元々ある板バネを無くさないように、そして、板ばねが機能するように、KATOカプラーをはめる。
2-6.機関車のボディーを組み立てる。
2-7.客車の両端の車両の機関車と接続する側のカプラーの交換
台車から外して、アーノルドカプラーとスプリングバネを取り外す。
2-8.KATOカプラーを削る
氷河特急のカプラーポケットへ、KATOカプラーをはめるには、KATOカプラーの穴部分が大きいです。
はめ込んで、カプラーの首が左右に振れる程度まで、削ります。
(私は、乱暴ですが、プラスチック用ニッパーで、穴を残すように、外周を切断しヤスリで削りました)
2-9.KATOカプラーを取付
KATOカプラーを、バネ無しで、はめ込み、台車を床下パーツへ取り付ける。
2-10.機関車と客車の連結テスト、走行テストをして完了
完成後は、こんな感じ グレッシャーエクスプレスも美しく!


渡りポイント通過時の氷河特急

最少カーブのテストを出来ていません。
R240は、難なく通過できます。
伸縮式ボディーマウントカプラーなので、車両間の間隔が、狭くても、急カーブもドンと来い!
な感じになりました。
欠点は、お金がかかる(^_^;)点ですが。
いや〜、これで、ループ線や、緩やかなカーブを通過するとスイス国旗がユラユラと、はためくようになりました(^^♪)b
しばらく、氷河特急で、遊ぶぞ♪
次回は、簡易レイアウトの走行編へ続く。
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なぜ、カトーはアーノルドで発売したのでしょうね。
実車と同じ密連に初めからしてくれたらいいのです。
日本型貨物もコキなどは密連ですし・・・
こちらにも、コメントをありがとうございます!
残念ながら、密連は、日本独自の連結器の仕様です。
ちなみに、自連や密自連も同様です。
欧州は、原則 バッファー+ねじ式(フック+リング)です。
大半は、バッファーが左右に2個あり、真ん中に、1組のネジ式連結器となっています。
氷河急行の場合、真ん中にバッファーが1個あり、その左右に、2個のネジ式連結器があります。
Nゲージで、その連結器を再現しているメーカーは、たぶん、ありませんwww
あれば、嬉しいのですが(^^)
密連のTNに交換した理由は、車両を連結した状態だと、密連が、センターバッファーに見えないかな!?と考えたからです。
よろしくお願いします。
KATO・Nゲージではかなり買い入れています。
(EL6両、客車48両)
ただ、カプラーはアーノルドでいいと思います。
他の中古Nゲージ車両も僕はアーノルドに戻して
います。
Nゲージではアーノルドカプラーが連結器として
国際規格になっています。当家では複数国家
の車両を同じ軌道で走らせていますので、
使い勝手を無視して余計なことをされては
困るんですがね。
ホビーをどのように、遊んで楽しもうが各人の自由だと思いますが(^^)
ご自身は、ご自身の満足ゆく楽しみ方で、よろしいんではないでしょうか?
コメントを頂くのは、嬉しいのです。
が、ブログを読んだ方が、楽しめない内容のコメントはご遠慮願います。
以降は、断りなく削除いたしますので、よろしくお願いしますね。