2011年06月30日

南海電鉄ラピートにマイクロカプラーをつけよう!

鉄道模型のラピート(南海電鉄)をはるか(JR西日本)と並べて遊んでいると、はるかと比べて劣ると、ラピートに劣る部分が目立ちます。

車両間隔と連結器のリアルさ

そうです。ラピートはアーノルドカプラーで、車間も広いです。
一方、はるかは標準で、KATOカプラーなので、とてもリアルです。

そこで、ラピートのカプラーをマイクロカプラーに交換することにしました。
DSC02230.JPG
マイクロエース マイクロカプラー 密連 グレー 6個入

■カプラー交換手順
1.アーノルドカプラーを外す
DSC02228.JPG
DSC02229.JPG
先の細いラジオペンチなどで、カプラーポケットの爪を挟んで、取り外します。
モーター車は爪ではなく、極小のネジで固定されていますので、マイクロドライバー(+)で外します。

2.マイクロカプラーの取付
DSC02231.JPG
車両側へ押し込み取付ます。
DSC02232.JPG
簡単に取付終了!(^O^)

DSC02233.JPG
▼交換前
DSC02235.JPG
▼交換後
DSC02235.JPG
マイクロカプラーをつけても車間はあまり狭まってませんwww
すこし、すっきりした印象で、アーノルドカプラーよりは、いい雰囲気になったかな(^_^;)

はるかと並べても、そん色なしです。



posted by きのこ at 12:46 | Comment(0) | TrackBack(1) | Nゲージ改造や室内灯など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月11日

TOMIXポイントの修理をしよう!

鉄道博物館レポートシリーズの途中ですが。。。

TOMIXのポイントのメンテナンスのレポートを割り込みます(^O^)/

Nゲージレイアウトで、遊んでいると、調子の悪い奴らが現れました。
そいつらの名は、

TOMIX 1246 電動ダブルスリップポイントN-PXL140-15(F)

TOMIX 1261 電動3方ポイントN-PRL541/280-15(F)

購入してから半年程で、ダブルスリップと3方分岐の調子が悪くなりました。

症状は、ダブルスリップは、トングレールにあたる、ハの字の1本の切替が悪くなり、
特定方向への電気の通り(通電)が、したりしなかったり。

3方向ポイントは、切替は問題ないも、通電が不調な状態。
切替スイッチを数回、操作すると、正常になる時もあるけど・・・
うっとうしいです!(怒)www

当初は、製品寿命かと思い、両方とも買い替え、交換しました。

が、3カ月程で、交換したポイントがそれぞれ不調に・・・(+o+)トホホ

TOMIXへ修理も考えましたが、送料+修理代を想像すると、新規に購入しても
あまり出費は変わらないのではと。
しかし、普通のポイント(2方分岐)では、全く不具合が発生しないのに。

調子の悪いポイントは次のとおり

ダブルスリップ 3個
3方分岐 2個

DSC01971.JPG
写真に写っていない場所に、ダブルスリップが1個、三方分岐が1個あります。

まあ、購入したダブルスリップ、3方は全て、2カ月〜半年で症状が発生し全滅
(ちなみに購入したお店は3店舗とバラバラ)


自分でメンテナンスが出来れば、今後も修理ができると考えて、
思い切りました(笑)

使命<原因を特定せよ!>

ダブルスリップも3方も、原因は以下の通りです。

◆通電が不調で、電気が通らない原因
1.接点が汚れていて、不通もしくは抵抗値が非常に大きくなっている。
  (スパークなどが付着?)(接点はポイントを分解すると、確認できます)

2.可動接点が基盤のパターンから浮いていて、物理的に接触していない。
  (使用していて、接点の金板が緩む(曲る)?)

3.切替が不十分で、可動接点が基盤へ接触できていない。
  (切替機構(コイルに挟まれた磁石のある可動部)の不調は、次の章へ)


◆切替が不調(ポイントのトングレールなどがパチンパチンと切り替わらない)原因

1.基盤とポイント本体を締めているネジがキツク、可動部がスムーズ動く隙間が無い。

2.可動部の隙間が樹脂のバリなどで、引っ掛かっている。

3.コイルor磁石の故障

4.切替スイッチから、切替信号の電気が不通
  (↑ポイントコントローラーのこと)

5.ポイントが平な面に設置していない
  (ポイントの下に線を這わせているとか、段差があるところにポイントを設置している)


では、メンテナンスレシピ!
トミックスのポイントを美味しくします(笑)

1.ポイントを裏返して、ビスを緩めて外します。
 ※ネジ山を潰さないドライバーで。
 ※外したネジは無くさないように

2.基盤を外します。
 ※ポイント本体側に、スプリングなどの小さな部品があるので、無くさないように
DSC01968.JPG

 ▼電気的な不調の回復▼
3.基盤の回路パターンを掃除
 ※私は無水エタノールを綿棒につけて、拭きました。少し汚れていました。
DSC01969.JPG

4.接点(稼働する金板)を掃除
 ※3と同様に(やはりよごれています)

5.接点(板ばね)を掃除
 ※同上

6.元に戻します。1のネジは3本ほど軽く締めて仮組

7.切替スイッチを接続して、切替できるか試験
  正常にパチンパチンと切替出来る場合は、テスターで導通を測ります。
DSC01970.JPG

8.テスターの通電/抵抗値 計測モードにして、線路を一本づつテストします。
 −1.電気が流れるか?
 −2.抵抗値が何Ωあるか?

私のテスターは超安物ですが、電気が流れると、ピー音が鳴ります。
正常な時はピーーーーーーーが連続します。
電気が流れたり流れなかったりすると、ピー・ピーーーー   ピーと断続
流れていない時は    無音   です。

流れている時は、液晶に抵抗値が表示されます。

正常時: 0.01Ω〜0.02Ω(電圧降下がおきません)

異常時: 1Ω以上になります
(そのΩ数分の電圧降下がおきます。電気の流れが悪く、そのポイントをNゲージが通過すると、速度が遅くな

ります)


電気が流れていない。もしくは抵抗値が大きい場合は、4,5の接点の接触が悪いと思われます。

9.基盤の裏の仮止めしたネジをもう少し締めます。
  →8を繰り返す

  それでも駄目な場合
10.接点のあたりを調整します。4,5の接点金板、板ばねの曲がり具合を修正します。
  4の金板はちょぴっと、平らにして、接点が基盤にあたるように
  5の板ばねは、少し立ててから、マイナスドライバーで、板ばねの先端を押えると、ちょうど良い!?
  ※ここで修正する接点は、8のテストでテスターの計測の異常がある接点だけを修正します。基盤パターン

を目で追うと、どの線路の接触不良がどの接点かを特定できます。(頑張れ〜〜(^.^)/)

11.パチンパチンとトングレールが切り替わり、電気の流れも正常になれば、メンテナンスが完了です。

原因を探り、解決するのに、半年以上の時間が費やしました。。。
何度、メーカーであるTOMIXへ修理に出そうかと考えたことか(+o+)

ポイントの修理が、自分で出来るようになると、気持がすっきりとしました。
電圧降下も恐くない! メンテをすると、電圧降下がほぼ無くなります!!!

ちなみに線路の電圧降下の大きな原因は、接続部のジョイナーが緩んでいることが多いと思います。
ジョイナーをペンチなどで、少し締めつけると、解決します。
(この場合もテスターで、抵抗値を計測すると判り易いですね)

写真は追って、追加します。
◆(3枚、追加しました。わかり難いかな^_^;)

◆追記 2012年1月7日
3方向ポイントの金板の取付場所(赤色の四角部へ入れるように取付けます)
3方向ポイントの金板.jpg



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posted by きのこ at 01:12 | Comment(10) | TrackBack(3) | Nゲージ改造や室内灯など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする