そこで、コストパフォーマンスの良い無水アルコールを購入し、レールや車輪を綿棒で拭くと、スパークや埃の汚れが見事に取れました。(嬉しい!)
と思うのも束の間・・・KATOやTOMIXの機関車や動力車は快調なのに・・・マイクロエースのC62(銀河鉄道999)だけが、スリップして、登坂どころか、平坦線路でも走れない・・・
という状況に。
原因を考える。線路が綺麗になりすぎたか?トランクションタイヤゴムに無水アルコールをつけすぎて、滑っているのか?
カラ拭きしたり、線路を軽く削ったり、挙句にはストレートとカーブレールを新規購入してまで試しても、あまり変化がありませんでした。
もしかして、トランクションタイヤのゴムが縮んだのか?
と疑い、指で触ると、フランジの逆側の車輪の出っ張りよりも、ゴム面がレールとの接触面よりもへこんでいました。
これが、直線線路もカーブ線路も、スリップする原因では?
しかし、マイクロエース(有井製作所)では、ゴム輪などのパーツの別売をしていない。修理に出すしかないも、他の方の記事では、ゴム輪等の交換修理でも、2,3千円は必要な様子。。。
で、KATOのASSYパーツとピンセット等(100均)を買って来ました。
蒸気機関車のロッドなどの分解は難しいと、聞いて来ただけに分解はすごく躊躇した結果、まず銀河鉄道999の旧版のC62で試しました。
(既にゴムが数年前に切れていたので、失敗したら、メーカーに送ればいいやと)
まず、動輪のピンをピンセットで抜きます。(あくまで自己責任ですが)
少し力を入れれば、簡単に抜けます。
注意すべきは、ピンが非常に小さく、短いため、ピンを飛ばしやすくなくし易い点。
ゴムを車輪にかけて、ナイフで抑えながら、のばして輪ゴムをとめるようにすると、簡単に装着出来ました。
では、つづいて本命の銀河鉄道999 改良版のC62の修理を
こちらはゴムが薄く残っています。
なので、一度、残ったゴムの上へKATOのゴムを被せました。
2両とも、めっちゃスムーズに力強く、走行できるようになり、登坂能力もノーマル状態の正常時よりもUPしました。
(嬉しい!!!)
ちなみに外したのは、第一動輪のピンのみで、ボディーやロッドも装着した状態で、作業をしました。
「みやび鉄道の右往左往 そうたさん」のブログを参考にしました。
<補足>
KATOのトランクションタイヤゴムをマイクロエースのC62へ装着するには、幅が太いです。
切断して、細くするする必要があります。
切れの良い、ニッパーで、縦に切断すると、簡単で綺麗に真っすぐ、細くすることが出来ます。