東北新幹線200系 開業一番列車 12両編成では、2M車構成です。
1つの動力車が不調になると、走行がスムーズに出来なくなります。
動力車が不調になる原因
■物理的故障
モーター故障
ギヤ破損
など
■電気的不調
集電部の汚れなど
1】車輪がスパークなどで真っ黒
2】車輪〜モーターまでの通電部に汚れなどで、通電しにくくなる。
購入して、たいして走行していないのに・・・1両が不調(-_-メ)
動いたり、止まったり・・・ギクシャクしたり・・・
調査の結果、【2】が原因でした。
マイクロエース製は、新品でも、同原因の不調が多い様子です。
●原因の切り分け(特定する)方法>>
200系の車両パーツ上部を外します。
モーターの接点に直接、電気を流します。
電気はレールからワニ口クリップで導通させます。レールへはパワーパックの電気を。
モーターが正常に回転すれば、モーターの故障ではありません。
また、車輪の汚れも確認したところ、汚れてはいません。
そうすると、まさしく【2】の範囲が疑わしいです。
まず、集電板と車軸から通電する通電板の接点を拭いてみます。
すると、汚れてました。左の綿棒(未使用)、右の綿棒(使用後)
綿棒に無水エタノール(工業用アルコール)をつけて掃除したものです。
車両の下部のみ仮組して、走行状態を検証します。
すると、みごとにスムーズに走行しました。
結果として、集電板の接点が汚れた(いた)ことが原因と特定できました。
マイクロエース製の動力車が不調の場合は、一度おためしあれ。
めでたしめでたし(^^♪